リノベーション/バリューアップ

リノベーション

01 建物調査・診断 [コンサルティング]

そろそろリノベーション、と思ったら

建築物は、竣工した時点から少しずつ確実に劣化していきます。
今後も有効に活用し続けるためには、その現状(劣化状況)を的確に把握し、対応していくことが重要です。

私たちは、建築物の調査・診断を行うにあたり、現地での調査に加え、竣工図や改修履歴、不具合状況などの資料を総合的に分析し、劣化箇所の特定、劣化レベル(改修の緊急性)の判定、改修費用の算出を行います。
これに基づき、専門家だけでなく、クライアントにとっても分かりやすい『建物調査報告書』を作成します。


02 長期修繕計画 [コンサルティング]

これからどのくらいコストがかかるのか?

建築物の各部材には、適切な更新が必要です。
今後必要となる更新の項目、費用、時期を年表化し、建築物の計画的な運営コストの管理に有効な「長期修繕計画」を作成します。

今日のビル経営においては、「ライフサイクルコスト(LCC)の把握」「ビルの収支予測」「定期的メンテナンスによるリスクヘッジ」といった戦略的ツールは不可欠なものです。三菱地所のオフィスビルは、全て私たちが作成した長期修繕計画に基づき維持・運営されています。


03 リノベーション(予防保全・バリューアップ) [設計・監理][コンサルティング]

生き残るための価値の向上

建築物の劣化と、築年数に伴う価値の低下に対するさまざまな提案を行います。
もちろん、物理的な劣化の他にも、法制度の変更、地球環境への配慮、省エネへの対応、技術革新に伴う各種建材・機器の性能向上や時代の変化に伴うデザインの変遷など、社会的要求の高度化による幅広い性能の陳腐化も見逃しません。

リノベーションの計画にあたっては、現地調査、計画立案、概算工事費策定、工事工程などの検討を慎重に行います。適切なリノベーションは、事故や故障を防ぐだけでなく、それに起因するコストやエネルギーの損失を未然に抑え、ライフサイクルコストの低減を図ることができます。


04 耐震診断・耐震改修・劣化診断 [設計・監理][コンサルティング]

地震に備える

簡単な予備診断から高度な精密診断まで5段階の診断を必要に応じ実施する当社の耐震診断。
診断の結果、改修が必要となった場合は、耐震性能、改修工事費、改修後の使い勝手など、クライアントの要望と擦り合わせながら現実的な改修案を策定します。

耐震改修は、構造解析的技能はもちろん、美観や使い勝手、騒音・塵埃の発生など、リノベーション工事の中でも最も配慮を要する工事です。すでに1,000棟を超える建築物における耐震診断・耐震改修の経験とノウハウを活かし、最適な手法でこれに取り組みます。


05 コンバージョン(用途変更) [設計・監理][コンサルティング]

建築物のバリューアップ

スクラップ&ビルドからストック活用・循環型社会への転換が求められている今日。
立地、築年数、規模など、需要の二極化が進む中、空室や賃料低下にあえぐオフィスビルを都心型マンションなど他の用途へとコンバージョン(用途変更)することにも注目が集まっています。
コンバージョンは、一般的なリノベーションとは異なり、法的対応や技術的対応といった点で高度なノウハウを必要とします。事業性や市場性・商品性の検証も不可欠です。広範囲な不動産事業を展開する三菱地所グループ全体で、クライアントの事業をバックアップします。


06 コストの最適化・品質管理 [設計・監理][コンサルティング]

リノベーションのCM業務

総合デベロッパーである三菱地所、そのインハウス設計事務所であった長年の経験は、「発注者の立場からプロジェクト全般にわたるマネジメントサービスを手がけてきた」実績として、今日でも多岐にわたるクライアントに貢献しています。

クライアントのパートナーとして、効果的・効率的なリノベーションを目指し、コスト管理、見積調査、品質管理、工事工程の調整など、ニーズに合わせた最適化を図り、利益の確保と高い満足度を達成すべく総合的に監修を行います。
要望に応じて、コスト管理、見積調査、品質管理など専門的サービスを個別に提供することも可能です。

見積調査について

施工会社から提出された見積書の内容について、関係書類(設計図書など)と照らし合わせて調査し、施工会社と価格交渉を行います。改修工事に関する年間1,000件以上の見積調査実績に基づく技術的判断により、提出された見積金額が適切な実勢価格であるか、細やかな分析を行います。

改修物件の実績

当社では、全国の改修物件の調査実績から、さまざまな工事の実勢価格を把握しています。その豊富なデータベースから適正価格を確認。個々のプロジェクトの内容を踏まえた分析も可能になります。


07 環境配慮(CO2排出量削減・ZEB化)  [設計・監理][コンサルティング]

地球に優しく管理コストも低減

持続可能な開発目標(SDGs)やパリ協定の採択等を背景に、積極的な環境配慮への取り組みが進められています。
地球環境の破壊は、建築によるエネルギーの大量消費と無縁のものとは言えません。今日、建築設備は技術革新により飛躍的に効率化が図られている一方、古い機器は経年と共に効率が低下し、余分なエネルギーを消費しています。
設備機器の更新を機に、省エネに取り組みませんか? 私たちは、クライアントのビル経営に大きく影響する、建築設備の維持管理コスト低減に向けた現状調査・分析・検討を行っていますが、ここで、システムの妥当性を検証する省エネ診断を行います。
その上で、積極的な省エネ提案、各種改善案を提示することが可能です。

技術的知見や実績にもとづき、
クライアントのCO2削減・ZEB化への取り組みをサポートします

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