人に寄り添い、突き動かして伝える「想い」
かたちのないものを扱うコンサルティング業務は、いわば、ベースとなる「クライアントの想い」に「自らの想い」を加味して、かたちあるものを創出していく作業。ゆえに、「想」という言葉にはとても魅力を感じます。想いを共有するには、クライアントの懐に入り込むような深い対話力が必要ですし、その過程で育まれる信頼感が鍵となると考えています。さらに、相手に対して好奇心を持って寄り添うことで、より深い理解や新しい展開を引き出すことができ、想いをより確実につなげていくことが可能になるのです。
自らの言葉で、さまざまなつながりで
その「想い」をかたちにする
ここで言う「自らの想い」とは、気配りや思いやりよりも少し強いニュアンスのものかもしれません。自分のやりたいことや考えを、きちんと自分自身の言葉として、笑顔で語れると素敵だと思います。
そして、その「想い」を実現するには、社内外のネットワークを築く力も不可欠です。コンサルティングの現場ではその場で意見を求められることが多々あるのですが、ネットワークを活かして、広い視野で、間違ってもいいから自分の想いをきちんと伝えられるといいですね。さらに、「これだけは負けない」と思える強みを持っていることで、それが他の苦手分野をも克服する力となり、成長を促してくれるのではないでしょうか。
「人」を育て、挑戦を支える組織をつくる
10、20年後の建築設計事務所の業態は、おそらく今ともまた大きく異なっているでしょう。こうした中でも普遍的なのは、私たちの一番の資産は「人」であるということです。新卒入社社員、他業種からも含めたキャリア入社社員、他社からの出向受け入れ社員と、さまざまなバックグラウンドを持つ方が職能に関係なく活躍し、挑戦し続けられる会社にしていきたいですよね。特に、若手がチャレンジできる環境と機会が与えられていることは非常に大切だと思います。
事業を取り巻く経済環境が厳しい昨今の状況ですが、スモールスタートでも新しいビジネスチャンスを探る体制づくりに一緒に取り組んでいきましょう。