富士スピードウェイ改修計画
Fuji Speedway Renewal Plan
富士東麓の緑豊かな環境に、東洋一を目指して建設された自動車レース場「富士スピードウェイ」は、1966年の開業以来、数々のレースの舞台となった歴史と伝統あるサーキットです。
施設の老朽化と地域活性化に対応するため、またF1開催が可能なサーキットグレード1の取得に向け、2002~05年に全面リニューアルを実施しました。
計画に際しては、富士山が印象的な進入路や、旧コースの30°バンクを活かしたメモリアル広場など、ランドスケープデザインにより敷地の潜在力を引き出し、既存ストックの活用や廃棄物削減、森林復元など環境面にも配慮しました。
さらに、現施設の課題を細かく分析し、場外誘導ルートと入場ゲート位置の見直し、入場ゲート運営内容とゲート規模の設定、明確で効率的な場内動線計画などに重点を置いた改善を行いました。
DATA
改修/リニューアル | 2005年 |
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所在地 | 静岡県 駿東郡小山町 |
用途 | 公共・文化・スポーツ |
敷地面積 | 2,325,612㎡ |
延床面積 | 7,225㎡ |
当社業務 | 設計、監理、ランドスケープ |
Update : 2021.12.17