丸の内仲通り街路整備事業
Marunouchi Naka-dori Renewal Project
大手町、丸の内、有楽町を南北に貫く仲通りは、当地区で進行中の都市再生事業に対し、様々な施設を繋ぐ都市活動の基盤であり、「街の骨格軸」と位置付けられている。本事業ではこの仲通りを「アメニティ・賑わい軸」ととらえ、ヒューマンスケールの憩い空間を創出すると共に「安全性の確保、利便性の向上、快適性の深化」を目指した。
街路設計においては、車道と歩道を自然石舗装とすることで、街路と両側の建物ファサードの一体感や、街の風格を演出した。また街路樹や低木緑化の充実、照明やボラードの更新、アートや緑に囲まれたレストスペースの設置により、快適で楽しい空間を創出している。
結果、洗練された機能性に加え景観的にも魅力ある「都市の居間:アーバンリビングルーム」を実現している。
DATA
竣工年 | 2007年 |
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所在地 | 東京都 千代田区 |
用途 | 街路/広場 |
敷地面積 | ・延長820m ・幅員21m |
受賞内容 | ・第24回公共の色彩賞環境色彩10選受賞 ・日本建築家協会優秀建築選2008 ・第18回AACA賞特別賞 ・平成14年照明普及賞優秀施設賞 View More |
当社業務 | 土木設計監理 |
Update : 2021.12.17