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古図面の旅
Journey to old drawing
三菱地所設計(以下、当社)は、
1890年(明治23年)に三菱社の内部に設置された
「丸ノ内建築所(まるのうちけんちくどころ)」にはじまる、わが国で最も歴史のある設計組織です。
当社が管理する建築図面は、1894年(明治27年)に竣工した三菱一号館から現在に至るまで、途切れることなく残されています。
現在、当社「古図面研究会」によって順次調査分析が行われており、
膨大な図面の情報から各時代の設計思想や建築技術を知ることができます。
設計者たちは、各時代に何を考えて設計に取り組んだのか、図面を残すことで後世に何を伝えようとしたのか、
そこにはどのようなレガシーがあるのか。図面1枚1枚を広げて見えてきた奥深い世界へご案内します。
27 Articles
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連載|古図面の旅
2021.09.01
連載|古図面の旅 No.27
第25号館(仲14号館)→三菱重工ビルヂング(現・丸の内二丁目ビル)
桐澤 航
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連載|古図面の旅
2021.04.01
連載|古図面の旅 No.26
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連載|古図面の旅
2021.01.01
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東京停車場前三菱本社計画(大正6年)[2度も頓挫した三菱本社計画]
鰐淵 卓
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[わが国初の自動車車庫専用ビル]野村 和宣
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[勾配屋根の増築]谷口 洵
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2019.06.01
連載|古図面の旅 No.21
常盤橋アパート(昭和8年7月)
[幻の東京駅前 常盤橋アパート]住谷 覚
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連載|古図面の旅 No.20
横浜正金銀行東京支店(大正11年)
[関東大震災後の補強工事図面が語るもの]鰐淵 卓
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2018.12.01
連載|古図面の旅 No.19
三菱壱号館付属倉庫(東九号館西別館)
[戦前における究極のリノベーション]須藤 啓
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2018.09.01
連載|古図面の旅 No.18
三菱合資会社銀行部本店(大正11年)[桜井小太郎・古典様式を攻める]
東海林 孝男
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2018.06.01
連載|古図面の旅 No.17
新丸ビル(昭和27年~平成16年)[ホテル計画からオフィスへ]
江島 知義
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2018.03.01
連載|古図面の旅 No.16
八重洲ビルヂング(昭和3年)[DNA継承のキーマン・藤村朗の代表作]
野村 和宣
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連載|古図面の旅
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連載|古図面の旅 No.15
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[桜井小太郎の様式美]須藤 啓
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2017.09.01
連載|古図面の旅 No.14
三菱銀行本店(大正5年)
[100年前の構造図]篠田 悟 / 谷口 洵
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連載|古図面の旅
2017.06.01
連載|古図面の旅 No.13
第四号館(仲十号館一号)(明治37年~昭和39年)
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連載|古図面の旅
2017.03.01
連載|古図面の旅 No.12
仲十二号館六号新築
[川元良一の図面]野村 和宣
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連載|古図面の旅
2016.12.01
連載|古図面の旅 No.11
第八号館(不明〜明治40年)
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連載|古図面の旅
2016.09.01
連載|古図面の旅 No.10
番外編 小岩井農場の歴史的建造物群
野村 和宣