工事監理
三菱地所設計の3つの「監理」関連業務
当社が提供する「設計監理一括プロジェクトの監理業務」 、「マネジメント・アドバイザリー業務」、「第三者監理業務」それぞれの業務内容についてご紹介します。
設計監理一括プロジェクトの監理業務
建物の品質を工事段階で底上げし、設計図書に記載された要求性能を確保することを目的として、専門知識を有する監理者が設計図書の内容と施工計画や施工図、工事現場での工事状況を照合・確認(Confirming)し、工事関係者に適切な指示・助言を行います。また、建物の完成までに生じる幅広い課題に対し、常に中立な立場から解決にあたります。
豊富な経験と確かな技術力をもとに、工事状況の細やかなモニタリング(Monitoring)、設計変更の適切なコントロール(Controlling)、効率的な各種会議の運営(Meeting)、監理状況のタイムリーな報告(Reporting)などを行い、工事段階を中心にプロジェクトを総合的にマネジメントし、クライアントの利益確保・満足度の向上に貢献します。
また、計画、設計段階においても、適正工期の策定から工法の検討・立案、工事着手前の準備業務まで、業界を取り巻く環境変化に柔軟に対応し、透明性・中立性を保った最適な計画を提案します。
マネジメント・アドバイザリー業務
建設プロジェクト全般について計画、設計の段階から工事完了までのマネジメントやアドバイスを実施する、監理者として培ってきた知見や技術力を発揮してクライアントを支援する業務です。敷地の調査、施工者選定の支援、解体工事のアドバイス、工事見積りの確認、建設プロジェクトの主導(マネジメント)など、監理業務の領域に捉われないさまざまな業務を行います。近年では、国内はもとより、国外からの相談にも対応しています。
第三者監理業務
他社の設計者による設計プロジェクトの工事監理業務です。委託業務ごとに必要なスキルを持った監理者を選任し、設計監理一括プロジェクトの監理業務と同様の目的で、第三者の目線から厳格に成果物と設計図書の照合・確認を行います。昨今のデザインビルド(設計施工一括発注方式)プロジェクトの浸透や工事発注方式の多様化に伴って高まりを見せる、品質・コストの透明化を確保するための、より「客観性ある工事監理」へのニーズのもと、多数の依頼に応えています。