リノベーション
07 環境配慮(CO2排出量削減)
地球に優しく管理コストも低減
CO2排出量削減検討業務
クライアントの個別の建築物および保有建築物全体として、リノベーションによるCO2排出量削減の目標値を検討します。
それぞれのビルによって設備の仕様はさまざまであり、リノベーションによる省エネ効果やCO2削減率は異なるため、以下のステップで検討を行い、 CO2排出量削減の目標値を決定します。目標達成までの削減ロードマップ策定のサポートも可能です。
リノベーションによるCO2削減の取り組みをサポート
STEP1 建物の現状把握
既存エネルギーデータや既存図面・改修工事履歴をもとに、建築設備仕様ならびにCO2排出量を把握します。
STEP2 CO2排出量削減手法の検討
各ビルのCO2排出量削減手法を検討します。
複数棟を所有する場合は、各ビルを設備方式ごとにケース分けを行います。
- 各ビルに対してCO2排出量削減手法を提案
- 複数棟を所有する場合は、各ビルの空調/照明方式毎に改修ケースを整理
STEP3 CO2排出量削減効果の算出
CO2排出量削減効果を算出します。
複数棟を所有する場合は、保有ビル全体の削減効果を算出し、削減目標値を設定します。
OPTION +α CO2排出量削減ロードマップの策定
ロードマップを作成することにより、目標と実績の乖離状況の把握、改修工事時期の投資判断に活用いただけます。
改修工事のフォローアップを実施
CO2削減に向けて、計画を進めている改修工事についても省エネの観点で計画妥当性の検証は重要です。
通常の改修ではなく、例えば設備容量適正化の検証でCO2削減量、イニシャルコスト、ランニングコストの改善につなげることができます。
プロジェクト事例:保有ビル全体でのCO2排出量を算出
ここでは、国の削減基準年(2013年)をベースに、シナリオ毎に排出削減量を算出しています。
こうした算出結果にもとづいて、クライアントとの協議の上で個別の目標値を設定し、目標達成までの削減ロードマップ策定やCO2削減に寄与する改修工事のフォローアップを行いました。