ベネチ庵・アラビ庵
Veneti-An Tea House / Arabi-An Tea House
「ベネチ庵」・「アラビ庵」は、2023年、ヴェネチア・ビエンナーレに合わせて開催された「TIME, SPACE, EXISTENCE」展とドバイ・デザインウィークで発表した、世界で初めて食品廃棄物を構造体に用いた茶室の連作です。
各地の緯度に基づき、日射操作で快適な空間をつくる、グローバルに展開できる形態生成アルゴリズムを構築。また、世界各地の特色ある食品廃棄物から建材を精製し、「100%土に還る」パビリオンを実現しました。
小材からなる一連の建材はすべてスーツケースに収めて自主運搬・施工を可能とし、輸送時のCO2削減にも寄与。「グローバルとローカル」「資源の循環性」に対するアプローチとなっています。
DATA
竣工年 | 2023年 |
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所在地 | 海外 ヴェネチア / ドバイ |
用途 | パビリオン |
受賞内容 | ・ A+Awards 2023(アーキタイザー/アメリカ) 商業:ポップアップ及び仮設 特別賞 ・台北設計奨 2023(経済部産業発展署/台湾) 公共空間設計類 View More |
当社業務 | 設計、監理 |
写真 | 1-2枚目:横山翔平 3枚目:関拓弥 |
Update : 2024.09.10