PROJECTS

豊洲フロント

Toyosu Front

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豊洲フロント

Toyosu Front

多様な機能が集積する豊洲エリアの地域性を考慮し、吹き抜けロビーを中心にさまざまな憩いのスペースを点在させることで、人・自然・環境をつなげるオフィスビルを実現しました。
超高層のビルを大きな空地が取り囲む一般的な配棟ではなく、比較的低層の大規模なフロアプレート(専有面積約5,000㎡/1フロア)を持つ建物とすることで、高密度に緑化された開かれた森「Green Grove(緑の木立)」を創出。建物中央には20×20m、高さ70mもの大規模な吹き抜けを設け、建物内部にまで自然光を取り込み、自然の風を感じられる空間を生み出しました。この吹き抜けは外気冷房時の余剰排気のシャフトも兼ね、エコボイドとしても機能します。

DATA

竣工年2010年
所在地東京都 江東区

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用途商業施設、オフィス
敷地面積13,700.00㎡
延床面積106,860.72㎡
階数地上15階、地下2階
構造S造、一部SRC造
受賞内容

・2011年度日本建築家協会優秀建築選100選(公益社団法人 日本建築家協会/日)

・2011年度グッドデザイン賞(公益財団法人 日本デザイン振興会/日)

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当社業務設計、監理、ランドスケープ
開発面積(地下鉄連絡通路)幅員6m、延長115m

ランドスケープ

埋立地開発の人工的な都市に訪れる人へ、憩いある自然環境を提供することを目指し、敷地の40%近くを占める「Green Grove(緑の木立)」は多様な植物で柔らかく包む潤いの空間に。また、豊洲のまちに相応しい、洗練されたデザインのストリートファニチャーや産業遺構アート(名和晃平、近森基+久納鏡子、des+artの3作品)を設け、人とアートのコミュニケーションを誘発・発信するランドスケープを創出しました。

地下連絡通路

同時に、この豊洲三丁目3街区の導入空間として、東京メトロ有楽町線豊洲駅と「豊洲フロント」を結ぶ約115mの地下通路を整備。ビルの就業者・来館者のみならず、一般利用者の利便性の向上に寄与しています。
ゆとりある通路幅員や白で統一された内装デザインにより、開放感に満ちた快適な地下空間を創出しました。スロープの踊り場位置と合わせて設けたLEDの光壁は時々刻々の表情を見せ、心地よいリズム感を与えています。

Update : 2016.06.16

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