丸の内一、二丁目地区地域冷暖房施設に伴う洞道設計・工事監理
丸の内一、二丁目地区地域冷暖房施設に伴う洞道設計・工事監理
大規模ビルが建ち並ぶ大手町、丸の内、有楽町地区では、熱源の効率化や安定供給を目的に地域冷暖房システムが導入されており、プラントにて製造された熱媒は、道路下に埋設された各ビルを繋ぐ洞道ネットワークを通して供給されています。再開発が進む当地区では、建築計画に合わせ、これら洞道ネットワークの新規拡張や更新が進められています。
洞道の設計においては、建築接続部の位置や高さの他、下水道などの各種インフラ、地下通路や地下鉄との離隔や近接時の構造に留意し、各種関係者との協議の上、最適なルート、構造の実現を目指しました。
工事は都市部道路下の作業となるため、交通や近隣への影響を考慮しシールド工法や推進工法が多く採用。発進・到達立坑を築造し昼間は覆工板を設置して道路を解放し、夜間に交通規制のもと作業を進めています。
DATA
竣工年 | 2012年 |
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所在地 | 東京都 千代田区 |
用途 | 地域冷暖房施設 |
当社業務 | 土木設計監理 |
規模 | 洞道内径:φ1,800~2,600 |
Update : 2016.03.23