都ホテル博多
Miyako Hotel Hakata
JR博多駅筑紫口に面する、ホテルを主体とした複合施設。当地の新たなランドマークとなることを目指し、九州の雄大な自然と建築の融合をデザインテーマとしました。
計画にあたっては行政とも協議を重ね、福岡市で初となるふたつの容積割増制度を活用。地域への貢献が建物デザイン上の特徴となるように計画することで、実用的かつ印象的な平面計画と外観を実現しました。都心にいながら緑や水と触れ合うことができる、「記憶に残るホテル」のデザインを図りました。
DATA
竣工年 | 2019年 |
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所在地 | 福岡県 福岡市 |
用途 | 商業施設、宿泊施設 |
敷地面積 | 2,260m²(都ホテル博多)、約800㎡(地下接続通路および地下公共駐輪場) |
延床面積 | 22,969m² |
階数 | 地上13階、地下3階(駐輪場:地下2階)、塔屋1階 |
構造 | 都ホテル博多:地上CFT造、RC造、地下SRC造 地下接続通路および地下公共駐輪場:ボックスカルバート(新築)、既存地下鉄函体活用 |
当社業務 | 設計、監理、土木設計監理 |
地下接続通路および地下公共駐輪場
既存からの建て替えに伴い、福岡市地下鉄博多駅コンコースとの地下接続通路および出入口の整備を行うとともに、公共貢献として、地下鉄コンコースの一部を活用した公共駐輪場を整備しました。
周辺の路上駐輪場を一部撤去することでゆとりある歩行者空間が生まれ、また、接続通路および出入口の供用により、地上・地下の歩行者ネットワークが、より便利で快適なものとなり、回遊性向上に寄与しています。
Update : 2024.05.27