SDGsは2015年に国連で定められ、2030年までの達成を目指した17の持続可能な開発目標であり、今、世界的に企業が次代に向けて取り組むべき目標として注目されている。
組織設計事務所にとって、SDGsの多くは、よりよい建築、街、ランドスケープ等を実践し、建築環境を通して世界をよりよいものに変革しようとする企業へのサポートによって実現されるものである。
私たちは三菱三綱領*の精神の下、経営理念である「私たちは、常に進化し、創造力と技術力で、真に豊かな環境、文化をつくり続けます」に基づいて企業活動を行っており、これらはSDGsの理念に通じている。
今後は三菱三綱領を核に、経営理念に則って行われる企業活動を、世界共通の目標・ターゲットであるSDGsによって示すことで、見える化を促進する。そして、2030年の先の未来を見据え、技術革新と自らの創造力で、社会の期待に応える存在でありたい。
*三菱三綱領:所期奉公、処事光明、立業貿易。三菱創業時からの精神を、第四代社長岩崎小彌太がまとめたもの。